副作用に耐える1週間
無事にEC療法1クール目を終え、自宅退院しました。
何とか水分なら取れる体調で、あとどの位時間が経てば良くなる兆しがみえるのか?
予想がつきませんでした。
横になると眠ってしまう
何も食べる気になれないので、帰り際に水分やアイス、ゼリー系の物をコンビニで購入しました。
自宅に戻り、とりあえずベットへ横になりました。
身体が怠くて重くて仕方がないのです。
この言葉でしか表現出来ず歯がゆいのですが、仕事などで感じたことのある怠さではないのです。
横になっていると、そのまま身体が下に沈んでいく様なイメージでしょうか。
分かりにくいですよね
眠るつもりはありませんでしたが、横になるとすぐに眠ってしまいました。
吐き気について
入院時、デカドロンを服用していました。
吐き気が強かったこともあり頓服の吐き気止めとしてプリンペランを3日分処方してもらいました。
頓服の吐き気止めを服用し、何とか水分を取れていました。
食事は、冷たいそうめん、冷やしたおにぎり等冷たいものを少しずつ食べていました。
吐き気が強くなるのが怖くて、数口食べて時間を置いてまた食べる。
専ら温かい食事が苦手になりました。
テレビでグルメ特集を視聴し、映像を見ても吐き気を感じることがありました。
においについて
入院中、病院のにおいを強く感じていましたが、自宅に戻ってからもこれまで感じたことのない家のにおいを感じました。
全てのにおいに敏感になっていました、
夕食の時にリビングへ行きましたが、出来立ての食事のにおい、元気なら食欲をそそられるのにその場にいるのが辛い程でした。
食べることが大好きなので、思うように食べられなかったのは悲しかったです。
救急で受診した
頓服のプリンペランを飲み切った次の日、吐き気が強くなりました。
食べられずに常に口の中が気持ち悪い。
歯磨きをしてみたけど変わらない。
水分を取るのも大変な状況。
母に相談し、病院の救急を受診することに。
気持ち悪すぎで、待合室では横になって休んでいました。
同じ頓服の吐き気止めを処方され帰宅しました。
やっと、普段の味覚と嗅覚に
抗がん剤の点滴を打ってから1週間経つ頃、少しづつ体調や食欲が戻るのを感じました。
今日は食べられるかも…
と思い、いつもの半分に満たない量でしたが食べることが出来ました。
この時は、やっと普段の食事を食べられたこと、1週間ぶりのその食事は、初めて感じる美味しさで食べられたことだけで幸せな気持ちになりました。
体調が1週間程度で元に戻りつつあり、抗がん剤治療とそれに伴う体調の変化~回復までの流れを何となく掴めました。
体調が戻ってからも、体力面の低下を多々感じることがありましたが、短時間なら外に出かけられるようになりました。
外出から戻ると疲労感はかなり感じました。
体調も気持ちも整え、2クール目の抗がん剤に備えました。
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