今、思うこと

私が不妊退職をした理由~専業主婦になり4か月目に入った~

tsukushi8

こんにちは、つくしです。
今日は、不妊退職し専業主婦になった理由と思っていることをお話したいと思います。

結論からお話しすると、治療を受けるに当たっては精神的・体力的な負担が減ったので退職して良かったと思っています。仕事の日程を調整する焦りもなくなりました。

一方、経済的なことや不妊治療のことを考える時間が多くなったことでのメンタルの不安定さがあります。

この記事が、不妊治療を頑張っている方の少しでも参考になれば嬉しいです。

何で不妊退職したの?

3月末までフルタイムで働いていました。
土日休みのお仕事です。

仕事中でも治療のことを考え、精神的に負担が大きかったから

二人で不妊治療に向き合う

私は、1年更新の臨時職員として働いていました。
退職した年度の6月から専門の病院に紹介されました。

最初は、夫婦共に検査から始まります。

専門病院に紹介されてから、それまで以上に妊活について考えることが増えました。
それと比例するように夫とぶつかることも増え、数日口を利かないこともあり。
夫婦仲はめっちゃピリピリしていたことが多かったです。

検査や方針を決めるため、5か月程時間がかかりました。

5か月という期間は、夫婦間の意見が合わずに予定通りに通えなかった時期も含んでいます。
すぐにでも治療を始めたいのに一向に前に進めない。

私はすぐにでも治療をしたい。
夫は現状を受け止められず、治療を拒んでいました。
元々、子供はいてもいなくてもどちらでもいいという考えだったのも要因だったと思います。

私にとっては何とももどかしい日々が続きました。
必要な検査をこなすだけで、これ程時間がかかるとは思いませんでした。

夫にとっては、子どもを望むなら不妊治療が必要で、二人で治療をしなければいけないこと、自分にも要因があることを病院で言われたのが辛かったと思います。

私は元々子どもを望むのは難しいかもしれないと言われていたので、ある程度は心の準備はしていましたが、それでもショックはありました。

突然それを言われた夫の気持ちをもう少し考えられたら良かったと、1年経ってみて思います。

顕微授精を決断する

不妊治療に対して夫婦間で同じ方を向けたのが、2か月程経った頃でした。

「俺、病院行くよ。」と夫から言ってくれました。
後悔しないためにも治療をしようと話になりました。

顕微授精を決断し、採卵日程を決める頃は11月になっていました。

仕事と治療中のメンタル

前職は、福祉関係の仕事をしていました。
ご自宅にお伺いし、その方やご家族からお話を聞きします。

生活する上でどのようなところが大変なのか?どうすると生活が良くなるかを一緒に考える仕事です。

なので、人の話を聞くことが主になるわけですが、自分のメンタルが万全でないといけないのです。
自分の心がぶれていると、集中して話を聞けなくなります。

話を聞くにはとてもパワーがいりますし、ストレスもかかります。

集中して話が聞けないと、話して下さった内容の大切なことを逃してしまいます。
こちらが相手のことに気づけなくても良くありません。

本格的に治療が始まらない時期から、病院や治療のことを考えて頭がいっぱいになってしまうことがあり、これではいつか相手に迷惑を掛けてしまう…と思いました。
時にそれが取り返しのつかないことになるかもしれないことも怖かったです。

乳がんが再発した場合、不妊治療を中断することになるかもしれないから

いつ再発するか分からない

今は、おかげさまで再発転移なく過ごしています。
1年に1回全身の検査を受けています。

ホルモンの飲み薬もなく、体調もいいのでありがたいことに乳がんのことはほぼ忘れて過ごせていると思います。
主治医の先生からも、許可をもらって不妊治療をしています。

乳がんはサブタイプ別に数種類に分けられ、私は女性ホルモンで増殖するタイプルミナールBです。


乳がんの主治医からOKをもらい治療をホルモン注射をしたり、薬を飲んだりしていますが、恐らく再発してしまうと不妊治療の継続は難しい可能性が高いのでは?と思います。(これに関しては、私の想像なので確認してみないと分かりません)

そうすると自分の子どもを望むのは難しいでしょう。

抗がん剤治療の影響で、卵巣の機能が低下していることも心配なところです。

詳しくはこちら
思いも寄らない副作用~短期間で決断すること~
思いも寄らない副作用~短期間で決断すること~

「私が不妊治療を頑張れる期間はもしかしたら人よりも短いかもしれない。」

このように思いました。
人よりも短い可能性があるなら不妊治療に専念したい。

乳がん治療の時に、一生子供を望めないこともあると思えていましたが、少しでも可能性があるならかけてみたい。

あの時子どもを諦めて、子どもがいない未来を認めて自分を納得させたはずでした。
でも、もし出来るなら我が子を抱いてみたい。

叶えられるかもしれない治療があり、幸いにも受けられる。

ママになりたい。

今のタイミングが不妊治療のチャンスだと思っています。

まとめ

私が不妊退職をした理由についてお話しました。
精神的負担による仕事への影響と、治療に専念できるタイミングが今!ということでした。

経済的な面で退職したことによるデメリットもあります。
その点については妊活を優先する働き方を探すことになると思います。

ここまでご覧いただきありがとうございました。

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