抗がん剤治療中止？薬が合わない？

初回の抗がん剤は、反応を見るために入院で行います。

治療予定のお薬が合わずに、一旦中止となったお話です。

初めてのことで、症状が出てしまい驚きました。
こういうことってあるんですね。

脱毛に備えたヘアカット

治療の副作用である脱毛に備えて、入院前にヘアカットのため美容室に行きました。
当時は、肩につく位の長さがあり、ヘアゴムで結んでいました。

髪が抜けた時のショックをなるべく軽減したいと思いました。
抜けていく途中経過が想像出来なかったからです。

カットして頂き、幼稚園以来のショートカットに変身。
髪型が大きく変わると、気分転換になり少し前向きになれました。

退院後約一か月で病院に戻る

初回の抗がん剤治療は、入院で行うと言われていました。
アレルギー症状等が起こらないか、安全に治療を進められるのかを確認するためです。

手術のために入院してから、約１か月後に再入院しました。
再び病棟に行くと、看護師さんの顔ぶれも同じで安心感がありました。

「久しぶり」や「髪の毛切ったんだね」と声をかけて下さって嬉しかったです。

初日は抗がん剤治療の最終的な説明が主治医よりありました。

TC療法という治療を受けることになりました。
「ドセタキセル」と「エンドキサン」というお薬を組み合わせたものでした。
特徴としては、ドセタキセルの成分の中にアルコールが含まれているということです。

２日目の午前中より治療を開始することになりました。

アレルギー症状が出る

いよいよ治療が始まります。
点滴が進み、それは、ドセタキセルが始まった時でした。

少しずつ流し始め、最初は看護師さんが数分付き添ってくれました。
その後、看護師さんが行かれた後に異変を感じました。

最初は気のせいかと思いましたが、そうではなく、急いでナースコールをしました。
看護師さんがとんできてくれ、点滴を止めてくれました。

アレルギー症状が出てしまったため、一旦中止となりました。

すぐに主治医も来てくれ、今回のＴＣ療法は中止しましょうと話になりました。

今回は一度退院に

初回の抗がん剤治療、どうなるだろうかと緊張して臨みましたが結果はアレルギー症状が出てしまいました。

よって、今回の治療法は中止となりました。

薬が合わなかった残念な気持ちと、息苦しくなった怖さがありましたが、すぐに対応して下さり助けられました。

本当に心強かったです。

今回は一度退院し、仕切りなおすことに。
別なお薬を使用するために再度入院する方向になりました。

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