左胸のしこり、最初は良性だった

しこりは、甲状腺を手術するために撮影したCTで指摘を受け気づきました。
小さなしこりで検査結果は良性でした。

私が学生の頃の話です。

首が腫れてきた！

21歳の時に、甲状腺の手術を受けました。
当時大学3年生です。

自分では気づいていませんでしたが、家族より「首が腫れてない？」と
指摘を受け、確認すると左側の首元がやや膨らんでいることに気づきました。

半年程様子を見ていましたが、徐々に腫れが大きくなっていること、
首を左右に動かしたり、食べ物を飲み込む時に違和感が出てくるようになり総合病院を受診することになりました。

大きな病院には行く機会がほとんどなかったので、独特の雰囲気に緊張…。
血液検査、CT、細胞診等様々な検査を受け結果を待ちました。

結果は「甲状腺濾胞性(ろほうせい)腫瘍」というもの。
細胞診だけでは良性なのか、悪性なのか不明と言われました。

つくし

え？もし悪性だったら、がんの可能性もあるの？

一気に恐怖を感じました。
「悪性」というインパクトが強すぎて、頭から離れない。

大きくなってきていることもあり、手術を受けることになりました。

甲状腺の結果は良性。

手術を受け、病理の検査結果は良性でした。
結果が分かるまで2週間位だったと思います。

2週間と感じない位とてつもなく長い時間に思え、不安な毎日を過ごしました。

つくし

もし、悪性だったらどうなるんだろう、がんの治療、髪の毛が無くなるんだよね？

その一方で…

つくし

まさか、がんじゃないよ。そんなわけない！
きっと良性、手術を受ければ終わりだよ！

と、二通りの状況が頭の中で行ったり来たりを繰り返していました。
考えなかった日はありません。

結果、良性で服薬をする必要もなく、経過観察になりました。

左胸にしこり！？

甲状腺の経過観察でCTを撮影し、結果を聞きに行った時です。

外科主治医

手術前のCTに写っていた、胸のしこりが大きくなっているね。

つくし

えっ？胸のしこり？

青天の霹靂でした。

しこりがあったの？え？乳がんの可能性とか？、また不安感を増長させます。

先生の話によると、しこりの中に水が溜まっているとのこと。

それを抜き、検査をすると話がありました。

自宅に帰り、触って確認してみました。
確かに、コロコロした物があるのが分かります。

自分では全く気が付きませんでした。

CTを撮影をしていたので見つけられたのだと思います。

胸のしこりも良性

別日に胸のしこりの検査をしました。
しこりに、注射器のようなものを使い溜まっている水を抜くのです。

薄茶色っぽい液体が引けてくるのが分かりました。
針を刺しているので、もちろん痛みはありましたが受けたことのない検査だったので、終始緊張していました。

検査の結果は良性で、心配ありませんでした。
予約はせずに、半年後位にまた来て下さいと話がありました。

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