不妊治療

【不妊治療中の社会復帰】もっと理解が進みますように…。

tsukushi8

 こんにちは、つくしです。

今日は、ずっとブログにしたいと思っていた話題、「不妊治療中の社会復帰」についてお話していきたいと思います。

退職の理由

退職をしてもうすぐ1年半になろうとしています。

退職の理由についてはこちらをご覧ください。

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もう一度社会復帰するために

事務パートに応募

 退職後、失業手当を受給しながら今後どうしていくのか?悩みながらハローワーク通いをしていました。

もう少しで保険が終了する頃、事務職パートの求人を見つけました。

小さな事務所で短時間の勤務でした。

そこには、「子育て中の職員が多いので、急なお休みもお互いに協力できる雰囲気があります」という求人票の記載があり、もしかすると理解を得やすい環境なのかもしれないと思い応募しました。

履歴書等書類を送付後に面接があるようでした。書類送付後応募先より「応募者多数のために今回は採用を見送り」と連絡がありました。

ハローワークで話を伺った時はまだ応募者がいないと聞いていました。書類もすぐ送っていたので履歴書に記載した治療のことが原因だったのかも?と正直思っていました。

ですが、後日ハローワークの方とお話する機会があり聞いてみると、応募者が数人いらっしゃったようでした。

前職は事務的な内容もありましたが、完全な事務員ではなかったので経験者と比べるとそちらを選ぶと思います。

正直なところは分かりませんが、治療で休む可能性があることは雇用側にとって【リスク】だろうと思いました。

介護職の派遣に応募

 すぐに別な求人を探しました。

求人情報のアプリで派遣の介護職が目に留まり、派遣元の会社に連絡をとりました。治療の状況を伝えた上で、募集している施設に問い合わせをして頂きました。

結果は不採用。

急なお休みがあるかもしれないというのが理由でした。

何カ所か問い合わせて下さいましたが全て難しかった様子。

元々介護職の経験があるので一人欠けるとどうなるかは容易に想像できます。介護職以外でも急なお休みは職場に迷惑をかけることになり、必ず誰かが自分がするはずだった仕事をカバーすることになります。

でも、仕事を得るために治療のことを黙って受けることも出来なかったし、いずれ分かることと思います。

事前に休む可能性があると分かっている人材をわざわざ雇うことはしない…と思いました。

それからは採卵周期に重ならない働き方を探そうと、登録型のアルバイトを始めたり、期間限定のバイトをするようになりました。病院が無い日を選択して働けるので、精神的には楽です。ですが、金銭的には足りていません。

不妊治療中に退職後、もう一度短時間でも働きたいという考えの甘さを突き付けられたようでした。

社会的な支援の必要性について

治療を優先しながら働きたい…でも叶わない。

ふと頭に浮かんだのは子育てされている方のことでした。

これについては賛否あるかもしれませんが、子育て中の方は働けて、何で不妊治療中は働けないんだろう?と正直思ってしまいました。

他にも、介護や病気、様々な事情を抱えている方もいらっしゃると思います。

じゃあ、何で働けないのか?

結局のところ、不妊治療に対する社会や企業の理解がまだまだ不十分であったり、治療を受ける中で出てくる本人側や企業側の社会的な課題をカバーする制度が不十分なことが理由の一つ、二つになるのではないでしょうか?

もっと不妊治療に対する理解が進み、社会的な部分が保障される制度が必要だと思います。数日の休暇で足りる治療ではないです。

特に、治療が長くなる程に。

治療だけで身体の痛みや不調が続きます。

精神的にも段々と追い詰められていきます。

それ以外のところは少し安心して生活出来る社会になることを望みます。

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